2016年3月から3年間続いたニッポン放送「乃木坂46 新内眞衣のオールナイトニッポン0(ZERO)」が1部に昇格した形でスタートした「乃木坂46のオールナイトニッポン(ann)」。メインパーソナリティーは0時代と同じく新内眞衣が担当していますが、1部へ昇格して以降は0時代よりメンバーがゲスト出演する機会が増えてきました。
箱推しにとっては嬉しい流れだと思いますが、0時代からのリスナーや新内推しにとっては複雑な心情というのが正直なところでしょう。自分も、新内さん1人での通常回が大好きなのでゲストありきとなってくると複雑です。
実際、乃木坂46のannにゲストは必要なのでしょうか?
出典:https://www.allnightnippon.com/news/20190717-43831/?pg=nogizaka46
AKB48のannと新内眞衣メインの乃木坂46のannを比較
乃木坂46のannと聞いて、AKB48のannを思い浮かべる方もいらっしゃるでしょう。何しろ、歴史あるAKB48のannの後番組としてスタートしただけに、AKB48のannと同じスタンスだと思って乃木坂46のannの初回を聴いてみたリスナーも中にはいらっしゃったかもしれません。
ですが、乃木坂46のannとAKB48のannは全くの別物。乃木坂46のannとAKB48のannは番組の方向性がまるで違うのです。
メインのパーソナリティーを固定せず毎週数名がパーソナリティーを担当していたAKB48のannに対し、乃木坂46のannは新内眞衣1人がメインパーソナリティーを担当。ゲストは基本的に新曲リリースやニッポン放送のスペシャルウィークなど特別な時に来る程度ですね。
そして、付記しておかなければならないのが番組の内容における方向性の違いです。番組内の企画がグループありきだったAKB48のannに対し、新内眞衣1人がメインパーソナリティーを務める乃木坂46のannは新内眞衣ありきのコーナーが大半。新内眞衣でなければ成立しないコーナーをメインに構成されています。
新内眞衣が乃木坂46の海外ライブ出演のため番組を1周お休みした際は、いつものコーナーをせずに卒業生を集合させて完全に番外編的な感じで放送していました。通常回とどちらが満足できたかは置いといて、少なくとも乃木坂46のannの通常回は新内眞衣がいなければ成立しないということは改めて証明されたでしょう。
というか、現状乃木坂46のannの通常回は新内眞衣1人だからこそ出来るコーナーで構成されているのです。ゲストを呼んでレギュラーコーナーをすべて休止しているわけではありませんし出来ないこともありませんが、コーナー自体が新内眞衣個人の趣味や趣向に特化した内容となっているだけに、通常回でこそ活きるコーナーであることは否めません。
関連記事→新内眞衣 埼玉ネタや猫&犬好き・似顔絵に真骨頂をみた!面白い名言も
関連記事→新内眞衣のかわいいところ~顔・声・号泣・天然など魅力を列挙した
関連記事→新内眞衣 美人に年齢いじりは不要?モデルや大人な対応力で有能さを知る
関連記事→【新内眞衣】乃木坂46最年長としての役割~節約やラジオに会社員兼任の経験
関連記事→乃木坂46新内眞衣の女性人気急上昇の理由~あいのりやドラマ好きは効果大?
関連記事→新内眞衣がドラマ愛を語る!プライド&やまとなでしこ、ランチの女王の名言
関連記事→新内眞衣流先輩と仲良しになる方法~松村沙友理に敬語厳禁?名言まとめ
もしゲストを呼ぶ機会が増えれば、これまでのレギュラーコーナーは消滅してしまう危機もあります。そうなれば新内眞衣や新内推し、0時代からのリスナーにとって大きなダメージとなってしまうことは言うまでもありません。
ニッポン放送が1部へ昇格させた理由やゲストの必要性
出典:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191106-00010003-nshaberu-ent
前途したように、乃木坂46のannは新内眞衣個人の趣味や趣向に特化したコーナーがメインとなっており、新内眞衣ありきの番組となっています。
乃木坂46のannと同じくニッポン放送で放送されている欅坂46のラジオ「こちら有楽町星空放送局」にゲスト出演した際、0時代から番組のスタッフさんが「新内さんをどうしたら選抜に入れられるか?を考えて作ってくれた。」と切り出し、ラジオから新しい乃木坂ファンが生まれればいいという思いから、ラジオを聴いてるアイドルファンや乃木坂ファン以外にも聴いてもらえるよう意識していると語っていました。故に、乃木坂の話ばかりしないようにしているとのこと。
実際、この戦略は大成功だったでしょう。新内眞衣個人のパーソナリティーに特化したコーナーを設けたことで、アイドルや乃木坂46ファン以外の人間も新内眞衣のラジオに興味を持ち、そこから乃木坂46についても知ったというリスナーがいることは番組に送られてきたメールにより証明されています。私自身、新内さん1人での体制だったからこそ惹かれました。
1部への昇格は、そういった新内眞衣の実績が評価され、そしてニッポン放送が新内眞衣を信頼しているからこそではないかと思います。でなければ、桜井玲香の卒業の時に松村沙友理と3人でのフリートークをメインにしたりはしないでしょう。メインパーソナリティーを信頼していなければ、そんな賭けのようなことはできないはずです。
1部昇格により、新内眞衣という個人名を外し「乃木坂46のann」に改名した以上、ゲストを呼んでほしいと乃木坂ファンが願うのは当然のこと。実際、ゲストを呼ぶ回があってもいいとは思っています。
しかし、新内眞衣個人の趣味や趣向に特化したコーナーがメインだったからこそついたリスナーがいるのも事実。それは新内眞衣個人にとても番組にとっても大きな強みのはずですよね。
もし乃木坂46のannをゲストありきにしてしまうと、通常回から得たリスナーを手放すことになるリスクがある上にもはや普通のアイドルラジオになってしまいます。それでは、これまで築き上げた新規ファン獲得を目標にした番組というよりは既存のファンへ向けての番組になってしまうでしょう。
MC+ゲストを呼ぶというスタンスなら乃木坂46の「の」でもやってますし、乃木坂46のannは新内眞衣が基本1人でやるというスタンスがベストではないでしょうか?好みと言われればそれまでですが、自分は新内さんのパーソナリティーがより分かる通常回が1番好きです。
これは全て、新内眞衣が0時代から築いてきたニッポン放送との絆であり、彼女が努力してきた証拠。0時代含め新内眞衣がパーソナリティーを務めるannに歴史があることは、埼玉県庁オープンデーで展示ブースが作られたことからも見て取れます。
その歴史の中で得たリスナーをいかに大事に出来るかこそ、乃木坂46のannの課題かもしれません。ファンやメンバー、スタッフを大事にしている新内さんですからその心配も無用ですし、今後も楽しみでしかないです。
せっかく1部に昇格しメインパーソナリティーを継続できたからには、彼女が望む限り続けて欲しい…と個人的には思っています。新内メイン体制のannの歴史をもっと作っていってほしいですね。
とにかく、0時代から続けて1部へ昇格できた新内眞衣は、間違いなく乃木坂46の貢献者だと思います。