2024年8月21日にリリースされる乃木坂46の36枚目シングルの表題曲「チートデイ」。その音源の先行配信がスタートしました。
「チートデイ」というタイトルとは裏腹に曲調は爽やかな夏曲でしたね。
また、歌詞に出てくるチートデイの意味が違うのでは?とか他の曲に似てるという意見もありました。
今回は、その似てる曲との比較や「チートデイ」の歌詞、楽曲の評判についてみていきましょう。
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【目次】
歌詞に出てくるチートデイって意味合ってる?
チートデイと聞くと、多くの方が”暴飲暴食”を連想するのではないでしょうか?
特に乃木坂は梅澤美波さんがチートデイが好きなので、なおさらそっちを連想しちゃいますよね。
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実際、タイトルが発表された時、食べ物の歌と予想していた方がいました。
ですが、「チートデイ」の歌詞には食べ物が一切出てきません。主人公が授業をさぼって好きな女子へ会いに行くという内容です。
意味、違くね…?
そう思った方もいるでしょう。そこで”チートデイ”の本来の意味を調べてみました。
チートデイの本来の意味は?
チートデイ(cheat day)を直訳すると「反則の日」「ズルの日」です。 チート(cheat)には「だます」や「あざむく」という意味があります。
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どうやら”チートデイ”には、「ズルの日」という意味があるようです。よって、”チートデイ”の意味は間違っていないようですね。
とはいえ、好きなものを自由に食べる日という意味で使われているのも事実。というか、もはやそっちの意味で使われることが大半です。
使い方は間違ってはいないものの、秋元さんがズレていると思われるのはしょうがないかもしれません。。
メロディーが弱い?
乃木坂46のチートデイ聴いたけど、サビのメロディーが弱いな
Aメロとかいい感じなのに〜
— ぞば (@kakiharuka_2nd) July 18, 2024
ライブでは盛り上がりそうだけど普通に曲弱い#チートデイ
— 光合成 (@DINOMIST_KO) July 18, 2024
サビがもうちょいインパクトあったらなぁ
歌詞との兼ね合いなのか、間延びしちゃってる気がする#チートデイ— ofu963 (@MZiZklAnciZbGYZ) July 18, 2024
楽曲の感想をみていくと”メロディーが弱い””インパクトが足りない”といった声が多くありました。
全体的には、「ガールズルール」からはじまる乃木坂の夏曲王道ですが、少なくとも「おひとりさま天国」のようなインパクはないですね。
また、AKBっぽいという意見も多かったです。こちらは、この手の夏曲には必ず出てきますw
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しかし、イントロのラップやセンター井上和さんの「ごめんなさーい!」はライブでは盛り上がるでしょう。
音源だけだとめちゃくちゃ盛り上がる曲ではないかもしれませんが、ライブ映えはしそうですよ!
作曲者・川浦正大とは
AKBっぽい、メロディーが弱いという意見も結構ある「チートデイ」。その一方で称賛の声もありました。
「チートデイ」を作曲された川浦正大さんは、「何度目の青空か?」の作曲家。他にも主に以下の楽曲を手掛けています。
AKB48グループ
AKB48
「上からマリコ」(作曲)
「未来が目にしみる」(作曲)
「ロンリネスクラブ」(作曲)
「ギブアップはしない」(作曲)
「久しぶりのリップグロス」(作曲)
「知ったかぶりのその下に」(作曲、Toshikazu.Kと共作)
SKE48
「いきなりパンチライン」(作曲)
「Cherry17」(作曲、角野寿和と共作)
NMB48
「青春のラップタイム」(作曲)
「嘘の天秤」(作曲)
「空腹で恋愛をするな」(作曲)
「12月31日」(作曲・編曲)
「なめくじハート」(作曲)
「ドガとバレリーナ」(作曲)
HKT48
「夢見るチームKIV」(作曲)
「いじわるチュー」(作曲)
「僕だけの白日夢」(作曲・編曲)
「君とどこかへ行きたい」(作曲)
「君はもっとできる」(作曲、Toshikazu.Kと共作)
STU48
「原点」(作曲・編曲)
SDN48
「上からナツコ」(作曲)
「終わらないアンコール」(作曲)
DiVA
「Cry」(作曲)
NO NAME
「希望について」(作曲)
Not yet
「海鳴りよ」(作曲)
フレンチ・キス
「君なら大丈夫」(作曲)
「火山灰」(作曲)
松村香織
「マツムラブ!」(作曲)
渡辺麻友
「恋は心配性」(作曲)「ナシゴレン道玄坂」(作曲) – テレビ朝日『警視庁 ナシゴレン課』劇中歌
坂道シリーズ
欅坂46
「夜明けの孤独」(作曲・編曲)
乃木坂46
「何度目の青空か?」(作曲)
「チートデイ」(作曲)
日向坂46
「ひらがなけやき」(作曲)その他
ザ・コインロッカーズ
「歌いたくて歌いたくて」(作曲)
青春高校3年C組「自分のうた」(作曲)
「俺のベビースターラーメン」(作曲・編曲)Hey! Say! JUMP
「愛すればもっとハッピーライフ」(作詞・作曲)
僕が見たかった青空「卒業まで」(作曲)
このように、AKBグループを中心に秋元康さん案件で多数名曲を生み出しているのです。
乃木坂46にはまだ2曲目ですが、採用実績は確かですね。個人的にはザ・AKB的な青春要素の強いメロディーを得意とされている方という印象です。
「チートデイ」は川浦さんの真骨頂といえるでしょう。
AKB48「上からマリコ」
NMB48「青春のラップタイム」
中でも「上からマリコ」は川浦さんの代表曲ですし、「青春のラップタイム」はカップリングながらファンに根強い人気曲です。
「チートデイ」もどこか「青春のラップタイム」に近い印象を受けます。そう考えるとAKBっぽいというのは納得ですね!
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「あの光」のが乃木坂らしさがあり評判もいいですが、どちらも違ったよさがあります。
「何度目の青空か?」から10年で2度目の乃木坂46表題採用
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「何度目の青空か?」からちょうど10年。このタイミングで、川浦さんがまた乃木坂46の表題で採用されたというのはなんか感慨深いですね。
「何空」の選抜はほぼ1期生しかいなかったのに対し、「チートデイ」はセンターの井上さんをはじめ、5期が多数選抜入りしています。
そんな年齢の変化もまた曲調に反映されているのでしょうか?
とはいっても、何空の時にセンターを務めた生田絵梨花さんが17歳、井上さんが「チートデイ」リリース時19歳でした。
センターだけだと当時の生田さんのが若いですね。
西野カナ「トリセツ」に似てる?
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楽曲が賛否両論ですが、イントロが別の曲似てるという意見もあります。
西野カナさんの『トリセツ』、童謡『でんでらりゅうば』です。
西野カナさんといえば、2024年に活動再開したことでも話題となったばかりですね。『トリセツ』はそんな西野さんの代表曲の1つです。
実際に『トリセツ』と『でんでらりゅうば』のイントロを確認してみましょう。
西野カナ『トリセツ』
『でんでらりゅうば』
確かに似ていますね。笑
ただ、この程度の類似は珍しいことではありません。もっとも現代の音楽は、基本的に既存楽曲をオマージュして作られています。
似てる=パクリではない?
前述したように、似てる部分があるからといってパクリとは限りません。むしろ元ネタの楽曲をリスペクトしているが故、あえてオマージュとして拝借するという例もあります。
例えば、「13日の金曜日」はモータウンサウンド。こちらはシュープリームス「恋はあせらず」のオマージュです。
シュープリームス「恋はあせらず」
もはや似てるという次元ではありませんよね。しかしこれは意図的なものであり、パクリではありません。
他にもこのモータウンサウンドをベースとした邦楽はたくさんあります。
AKB48「涙のシーソーゲーム」
嵐「Happiness」
「チートデイ」が「トリセツ」のオマージュかはわかりません。ですが、少し似ている部分があるというだけでパクリと断定はできないでしょう。
個人的には静かなイントロから始まる楽曲は好きです!
まとめ
今回は、乃木坂46「チートデイ」の歌詞やメロディー、「トリセツ」に似てる説などについてまとめました。
音源解禁時は賛否両論でしたが、それももはやいつものことですよね。盛り上がる要素はありますので、全ツでは盛り上がるのではないでしょうか?
コール動画とかあったらもっとよさそうですね!