2018年5月2日に発売されたHKT48の「早送りカレンダー」。秋元康氏の歌詞が好きな自分は、乃木坂46だけでなくAKB48グループの楽曲もチェックしているのですが、「早送りカレンダー」は、歌詞、メロディーともに1発でハマりました。
なんて、キャッチーな曲なんだろうと思って作曲家を調べてみたら、「ないものねだり」や「三番目の風」など、乃木坂46にも縁のある丸谷マナブさん作曲でした。20th「シンクロニシティ」収録曲「雲になればいい」の作曲と編曲も参加されていますね。
「雲になればいい」含め、最近改めて実感している丸谷マナブさんの作曲スキル。今回は、丸谷マナブさんについて掘り下げていきます。
出典:https://twitter.com
AKB48や乃木坂46のアイドルからどぶろっくまで幅広く提供している作曲家・丸谷マナブ
丸谷マナブのプロフィール
生年月日
1979年3月28日出身地
北海道札幌市丸谷マナブの主な作曲作品
・AKB48グループ
AKB48
「永遠プレッシャー」(作曲)
「掌が語ること」(作曲)
「ハート・エレキ」(作曲)
「ラブラドール・レトリバー」(作曲)
「11月のアンクレット」(作曲)NMB48
「想像の詩人」(作曲)HKT48
「HKT48ファミリー」(作曲)
「早送りカレンダー」(作曲)NGT48
「大人になる前に」(作曲・編曲)Not yet
「世界の風を僕らは受けて」(作曲)前田敦子
「ズブロッカとハーフムーン」(作曲)・乃木坂46
「もう少しの夢」(作曲)
「ないものねだり」(作曲・編曲)
「三番目の風」(作曲・編曲)
「雲になればいい」(作曲・編曲)・その他
KAT-TUN
「UNLOCK」(作曲)
※Tobias Granbacka、Command Freaksとの共作三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE
「HAPPY」(作曲)どぶろっく
「本当に伝えたいこと」(編曲)
「僕なりのプロポーズ」(編曲)
「二つの想い」(編曲)
元々は、sunbrainという2人組のユニットで活動されていた丸谷マナブさん。そのユニットは2009年に活動休止しましたが、その後作曲家として乃木坂46やAKB48グループをはじめとした多くのアーティストに楽曲提供されています。秋元康氏関連としては、AKB48の「永遠プレッシャー」からの参加ですね。
AKB48への楽曲提供から乃木坂46の作曲も手掛けるという流れは、今や乃木坂46にとって必要不可欠であろう杉山勝彦さんや「インフルエンサー」や「意外BREAK」を作曲されたすみだしんやさんと一緒ですね。作曲という点では、「シンクロニシティ」のシライシ紗トリさんもそれに当てはまります。(シライシ紗トリさんは、「狼に口笛を」、「音が出ないギター」で編曲のみ担当)
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主にAKB48グループへの楽曲提供が多いですが、提供された楽曲の作風はとても幅広いです。まぁ、参加された楽曲が乃木坂46、AKB48からどぶろっくまであるという時点で幅広いんですが。アイドルグループから芸人さんまでやってるのかよ!ていう。笑
しかし、元々は作曲家として活動していたわけではなかっただけに、作曲家として楽曲提供するようになってからも、提供用に誰かを意識して楽曲提供していたわけではなかったとのこと。
ユニットととしての活動からスタートしたという経歴があるとはいえ、作曲された作品の幅広さを考えると意外な印象も受けます。これに関しては、AKB48の「永遠プレッシャー」を作曲したことをきっかけに、丸谷マナブさん自身の考えが色々と変化していったようです。→丸谷マナブインタビュー記事
こういった心境の変化があったからこそ、作曲家として様々な作風の楽曲を提供出来ているのかもしれませんね。「ないものねだり」と「三番目の風」など、乃木坂46だけでもその幅広さを感じられます。この2曲が同じ作曲家さんだなんて、改めてすごいっす。
乃木坂46(橋本奈々未ソロ)の名バラード「ないものねだり」も
https://twitter.com/nooogi_46229/status/970323614753943553
ないものねだりとか言う神曲
ななみん…#64坂木乃— か ん ち ゃ ん (@yukka106) February 25, 2018
橋本奈々未ソロ曲「ないものねだり」
全体の雰囲気、歌い出し、裏声入れるポイントが「楽曲提供したの!?」っていうぐらいの柴田淳風味でめっちゃ好きなやつ。
今まで見せてこなかった歌声とマッチして名曲やわ~#橋本奈々未 #ななみん #ないものねだり
— 藤野孝教 (@radiofjn) October 21, 2016
丸谷マナブさん作曲の乃木坂46曲で忘れてならないのが橋本奈々未さんのソロ曲「ないものねだり」。
ななみんの歌声が心地いいとファンにも評判でしたね。ななみんの歌声を聴く機会は今までにもあったものの、改めてななみんの歌声の美しさに惹かれました。
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そんな橋本奈々未の美しい歌声も丸谷マナブさんによるメロディーがあってこそ。「ないものねだり」がリリースされた当時、柴田淳さんっぽいという意見もありましたが、確かにそんな感じの曲ですよね。ざっくり言うと、シンガーソングライター感があります。
AKB48「永遠プレッシャー」以降、楽曲提供に対する意識が変わったとインタビュー内で語っていた丸谷マナブさんでしたが、「ないものねだり」は丸谷マナブさんの元々の作風が表れた楽曲であるようにも感じます。以前は自分に合うバラードを提供していたという言葉もしっくりきますね。
もちろん、橋本奈々未さんの歌声や歌詞の世界観と見事にハマっている曲でもあります。だからこそ、ここまで胸をうつ曲であり、評判となったんだと思いますけども。
「雲になればいい」は、「ないものねだり」とはまた違ったタイプの曲ですが、こちらも生田絵梨花、衛藤美彩、桜井玲香の歌唱力を見事に生かしたバラードですね。さすがです!
丸谷マナブさんには、これからも乃木坂46楽曲の作曲をして頂きたいです。期待してます!!