2022年3月23日にリリースされる乃木坂46の29thシングル「Actually…」。今回は、そのTYPE-Aに収録される楽曲「価値あるもの」について取り上げます。
「価値あるもの」は遠藤さくら、賀喜遥香、金川紗耶、北川悠理、久保史緒里、阪口珠美、佐藤璃果、中村麗乃という2022年に成人式を迎えた“新・華の2001年組”メンバーによるユニット曲。表題のActuallyが賛否両論の中、秋元康さんをゲストに迎えた3月3日のオールナイトニッポンで音源が解禁されたのですが…
乃木坂らしさ全開の楽曲じゃん!!
誰もが聴いた瞬間思ったのではないでしょうか?
そして、杉山勝彦さん作曲ではないかとも思いました。
出典:https://twitter.com/
「価値あるもの」の作曲は杉山勝彦さんか
乃木坂らしさとか杉山勝彦さんみのある楽曲なら結構あります。それは杉山さん本人にも届くようで、毎回新曲が解禁されると「これは杉山さんの曲ですか?」とDMが届くそうな。もちろん、実際には関与していないものも多数あるそうで。笑
確かに、杉山さん的な曲調だなと思う楽曲は結構ありますからね。でも曲調は杉山さんみあってもメロディーやバックの音は杉山さんっぽくない気がして杉山さんではないと予想することもしばしば。
ですが、今回の「価値あるもの」に関しては、一聴してこれは杉山勝彦さんでは!?ってなりました。
まずは何といってもメロディー。杉山さんが作り上げた楽曲における乃木坂らしさってのがあるわけですが、それでも杉山さんのメロディーって独特なんですよね。杉山さんのルーツであるクラシックピアノやミスチルが音に現れてるのでしょう。
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個人的には、サヨナラの意味と最後のTight Hugを足して2で割った印象でした。ってか、Actuallyとのギャップよ…笑
Actuallyじゃなくてこっちを表題に!ってつい思っちゃいますね。でも、グループ内の変動がある中、「価値あるもの」がここまで王道なら逆に表題はActuallyで正解かもと思ったり。
イントロから乃木坂らしさ炸裂
次に、イントロ。ピアノとストリングスのサウンドがものすごく杉山さんですね。
というか、イントロを聴いた瞬間これは杉山さんでは!?と思いました。Aメロを繰り返してるイントロがまさしく「君の名は希望」「サヨナラの意味」「羽根の記憶」と一緒です。
転調もしっかりありますし。
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当記事を公開した時点ではまだ「価値あるもの」の作曲者は公開されていないので、実際に杉山勝彦さんの作曲かは不明です。しかし、これが乃木坂らしさの真骨頂であることは間違いないので、仮に杉山さんではなかったとしても、この作曲家さんは杉山さんの楽曲に影響を受けた方でしょう。
乃木三昧で秋元先生も仰っていたように、乃木坂らしさのある曲ばかりだと新しいものが生まれないので時には冒険も必要です。杉山さんの表題は最後のTight Hugがあったばかりなので「価値あるもの」が表題だとマンネリを感じる方もいるかもしれませんしね。
そういった意味では、Actuallyが乃木坂らしさから離れた楽曲だったからこそ、「価値あるもの」がホームに帰ってきた感じでより響くのかもしれません。