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日向坂46 改名と人気に潜む影~序列やセンター固定の可能性が心配

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2019年2月11日をもって、日向坂46へ改名をしたけやき坂46。

日向坂46へ改名をした翌月にリリースした1stシングル「キュン」は初週売上47.6万枚を記録し、初登場1位を獲得しました。7月17日には2ndシングル「ドレミソラシド」のリリースも決定しており、その人気は衰え知らずですね。

しかし、その一方心配な要素もいくつかあります。今回はその心配要素についてあえて触れていきます。

出典:http://blog.livedoor.jp/fumichen2/archives/53100479.html

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日向坂46へ改名したことで生じるメリット

けやき坂46は、最終オーディションを受けずに欅坂46へ加入した長濱ねるへの処遇として作られたグループでした。このことが欅坂46の冠番組「欅って、書けない?」で発表された当初、けやき坂46は欅坂46の下部組織であると発表され、事実上のアンダー扱いであるとされていました。

しかし、アンダーと言っても、シングルのリリースごとに選抜とアンダーに分かれる乃木坂46とは異なり、欅坂46とけやき坂46はあくまで別のグループとして活動。けやき坂46結成時からオリジナル楽曲(「ひらがなけやき」など)は制作されてきたものの、全て欅坂46のカップリング曲として収録されるに過ぎませんでした。

しかも、その楽曲も欅坂46とは別の路線です。「サイレントマジョリティー」を筆頭にアイドル離れした楽曲とパフォーマンスを売りにしている欅坂46に対し、けやき坂46はアイドルらしいかわいい楽曲も積極的に採用していきました。

こういったことから、けやき坂46は欅坂46のアンダーとも2期生とも違う非常に曖昧な立ち位置となってしまったのです。これを解決するには、欅坂46とけやき坂46の区別化を図るのが最も手っ取り早いですよね。よって、けやき坂46から日向坂46への改名は成功だったと思われます。

改名したことにより、彼女たちが欅坂46とは別のグループであると認識してもらえるようになります。単独デビューを果たせても、けやき坂46のままでは欅坂46と同じ括りにされてしまう可能性が極めて高かったはずですから。

ですので、日向坂46が欅坂46と全く別の路線でいくのなら、区別化を図るという意味でも改名は妥当だったと思います。

欅坂46との関係性と人気への影響

1stシングル「キュン」は、けやき坂46からの改名に相応しく欅坂46とは全く別の曲調でした。2nd「ドレミソラシド」もタイトルからしてけやき坂46時代から継承したアイドルらしい路線である可能性が高いです。

改名をした以上、欅坂46との区別化は必要です。しかし、もし日向坂46がアイドルらしい路線に徹底していくとなると、欅坂46の二の舞になってしまうのではないでしょうか?

欅坂46がアイドルらしい楽曲から遠ざかったのは「サイマジョ」の評判故です。そこから平手友梨奈を固定センターとし、欅坂46=サイマジョのイメージを定着化させていきました。結果、アイドルらしい楽曲をけやき坂46に任せ、日向坂46への改名へと至ったわけですよね。

日向坂46が「欅坂46との区別化」ということに意識しすぎてしまうと、今度は日向坂46にかっこいい楽曲がまわってこなくなってしまう可能性も出てきてしまいます。そして、そういった運営の意図がメンバーに伝われば、当然メンバーも運営の期待に応えなければならないとプレッシャーを感じてしまうでしょう。

どんな路線であろうとも、アイドル自身が楽しく活動していることが伝わらなければ人気を維持していくのは難しいです。

日向坂46にはぶりっ子を得意とする柿崎芽実と宮田愛萌などアイドルらしいことを得意としているメンバーも多いですが、齊藤京子は低い声と中森明菜さんに憧れた高い歌唱力を持つメンバーもいます。齊藤京子さんの歌声や歌唱力を生かすには、その低音ボイスや歌唱力を生かした自身のソロ曲「居心地悪く、大人になった」のような楽曲のが合っているはずですよね。

特定のメンバーだけに合わせる必要はありませんが、欅坂46との区別化ということに意識が行き過ぎないことを祈ります。



序列やセンター固定も心配か

出典:http://www.tvlife.jp/entame/215525

けやき坂46時代、センターは流動的で序列も様々でした。

初のオリジナル曲「ひらがなけやき」、2曲目「誰よりも高く跳べ!」では柿崎芽実と長濱ねるという同じメンツでがセンターを務めていたものの、「ひらがなけやき」から約1年後に発表された「それでも歩いてる」、「NO WAR in the future」では齊藤京子がセンター、「イマニミテイロ」では佐々木美玲がセンター、「半分の記憶」では小坂菜緒がセンターとけやき坂46時代はセンターが固定されていませんでした。

序列に関しても同様です。「ひらがなけやき」で2列目だった佐々木美玲や齊藤京子が「キュン」では1列目となったことから、序列にも変化が起きていることが分かりますね。

しかし、小坂菜緒がセンターを務めてからセンターが流動的という流れが変わりました。小坂菜緒は、けやき坂46・2期生の「おもてなし会」で披露された楽曲の半分以上でセンターを務め、加入当時からファンの期待度が高かった半面、運営に推されていたと思われます。

そして、日向坂46の記念すべき1stシングル「キュン」でセンターを務めたのが小坂菜緒です。この流れだと「ドレミソラシド」も小坂菜緒がセンターである可能性は十分ありますよね。

ここで心配されるのが、日向坂46が欅坂46の平手無双状態になってしまうのではないかということです。誤解のないよう言っておきますが、小坂菜緒にセンター素質があることは理解しています。

ただ、日向坂46が事実上欅坂46の対立的存在とならないためにも、センターや序列を変動させていく必要があるのではないでしょうか。せっかく欅坂46とは別の路線で人気を得ても、路線が固定されてしまえば本末転倒です。人気を維持するには、変化も必要ですよね。

グループのイメージが定着するまでは、あえてセンターを固定してグループの顔を作ることは戦略として有効的ではあります。かつてのAKB48の前田敦子さんや乃木坂46の生駒里奈さんもその例ですね。それがグループの人気上昇へ繋がったでしょう。

とはいえ、いつまでもセンター固定のままでは進化できません。日向坂46=小坂菜緒であること前提に運営していくことはデメリットも生じてしまうということです。

個人的には「ドレミソラシド」は1期生の誰かにセンターを務めて欲しいですね。欅坂46のアンダー扱いでなかなか日の目を浴びなかった1期生にはもっと報われて欲しいと思います。

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