乃木坂46ファンに好きな曲を聞いたら、どの曲が特に支持を集めるでしょうか?
「制服のマネキン」や「君の名は希望」、「サヨナラの意味」、「きっかけ」などが特に支持を集めるのではないかと思います。今、列挙した4曲は全て杉山勝彦という作曲家が作曲された楽曲です。
このことから分かるように、乃木坂46の人気曲に杉山勝彦氏は多数関わっています。もちろん単なる偶然ではなく、乃木坂46と杉山勝彦氏のメロディーの相性がいいからです。
ではなぜ、ここまで乃木坂46ファンから杉山勝彦楽曲が評価されるのでしょうか。その理由を考察してみます。
出典:http://extrending.com/?p=1974
天才・杉山勝彦の名曲一覧と「制服のマネキン」の偉大さ
杉山勝彦作曲の乃木坂46の楽曲
「制服のマネキン」
「君の名は希望」
「サイコキネシスの可能性」
「私のために 誰かのために」
「羽根の記憶」
「サヨナラの意味」
「僕がいる場所」
「ひとりよがり」
「きっかけ」
「硬い殻のように抱きしめたい」
「ありがちな恋愛」
「もし君がいなければ」
杉山さんは天才ですね
— 🍞きゃない🍞 (@casa373) 2019年4月3日
ありがちな恋愛やばすぎません⁇
やっぱり杉山さんは天才だ…。なんか切なくてこれぞ乃木坂だよね。シンクロも乃木坂って感じだけど乃木坂は爽やかだけじゃないってことを初期を知らない人にも知ってほしい。
この曲なぁちゃんやななみんもいたらほんとに似合ってただろうなぁ。— ふ る (@Nnsn_46) 2019年4月3日
そしてありがちな恋愛素晴らしかった👏
杉山さんまじで天才や…
— あヲゐ⊿ちょこれ〜の! (@Bleudestiny_46) 2019年4月3日
みさ先輩のソロ曲の作曲杉山さんだったか
やっぱ神曲作る天才だな!— ゆきかぜ⊿ (@nogi46_yukikaze) 2019年3月20日
古参の乃木坂46ファンであれば1度は杉山勝彦という名前は耳にしたことがあるかと思いますが、こうして彼の提供曲リストを見てみると、改めて杉山勝彦氏が天才であることを分かって頂けるのではないでしょうか。見事に名曲揃いですよね。
「制服のマネキン」や「君の名は希望」、「サヨナラの意味」などはシングル表題曲というのもあり杉山勝彦作曲と認識されている方も多いと思いますが、「サイコキネシスの可能性」やなぁちゃんのソロ「ひとりよがり」なんかも杉山勝彦氏による楽曲です。この記事を読んで下さった方の中には、これも杉山勝彦さんだったの!?と意外に感じられた楽曲もあるかもしれません。
それだけ、杉山勝彦氏の作風は幅広いです。恐らく彼の脳内には実に様々な音が鳴り響いていることでしょう。
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乃木坂46に初めて提供した4th「制服のマネキン」は、3rdシングル「走れ!Bicycle」までの路線とは異なる曲調ですが、これは杉山勝彦氏が運営サイドに新たな提案として提供したものとのこと。要するに、作風の幅広さは杉山勝彦氏の才能はもちろんのこと、自身の音楽家としての求心力も大いに関係していると思われます。挑戦的な楽曲は一か八かの賭けでもあるので当然失敗してしまうこともあるわけですが、「制服のマネキン」は見事にこれまでの乃木坂46のイメージを一変させることに成功しましたよね。
この曲を選曲した秋元先生の直感力もさることながら、当時はまだデビューして間もなかった乃木坂46に新たな挑戦をし成功させた杉山勝彦氏のすごさには圧倒されます。そりゃ、秋元先生が天才と称賛するだけありますよ。
杉山勝彦氏は乃木坂46の4thアルバム「今が思い出になるまで」にも2曲提供しています。1曲は22ndシングル選抜メンバーによる「ありがちな恋愛」、もう1曲は衛藤美彩の最初で最後のソロ曲「もし君がいなければ」。どちらもファンから評判が高く、杉山勝彦氏は天才だという声が改めて上がりました。みさ先もブログでこの曲を紹介する際”作曲は私の大好きな 乃木坂の曲の中でも大好きな曲が多い、杉山勝彦さん”と綴っています。
ファンだけでなく、秋元先生やメンバーからも高く評価される杉山勝彦楽曲。名曲が多いというのはもはや言うまでもありませんが、彼が天才と呼ばれるのはまだまだ理由がありそうですね。というわけで、次にその理由をみていきましょう。
乃木坂46の方向性を示した有能さは評価されるべき
杉山勝彦氏がすごいのはもちろん「制服のマネキン」だけではありません。数ある名曲の中でも「制服のマネキン」と並んで重要な楽曲とされているのが5th「君の名は希望」。
この「君の名は希望」はミディアムテンポの落ち着いた楽曲で、所謂乃木坂46の王道を行く楽曲ですよね。この類いとされるであろう楽曲は「サヨナラの意味」や「きっかけ」などそれ以降の杉山勝彦氏の名曲にもありますし、杉山勝彦氏以外の作曲家が作曲された中にも多くあります。
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例えば「何度目の青空か?」や「命は美しい」。もっと言えば、「シンクロニシティ」や「帰り道は遠回りしたくなる」なんかも、杉山氏作曲の「君の名は希望」が基盤となったのではないかと思います。
つまり、杉山勝彦氏は、乃木坂46の楽曲における方向性を示した人物なのです。”乃木坂らしさ”を創り上げたのは、杉山勝彦氏と言っても過言ではないでしょう。
ちなみに、杉山氏同様乃木坂46の主力作家であるAkira Sunset氏は杉山氏より早く乃木坂46に提供しています。ですが、Akiraさん作曲の「気づいたら片想い」や「ハルジオンが咲く頃」は「君の名は希望」の路線に近いため、Akira Sunset氏もまた杉山勝彦楽曲に影響を受けた作家の1人と思っています。
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そういった意味で「君の名は希望」は単なる名曲という位置づけに留まらず、乃木坂46を象徴する楽曲としてファンからも支持されていきました。「君の名は希望」がなければ、「きっかけ」も「サヨナラの意味」も生まれなかったかもしれないと思うと恐ろしいですね。もしこの名曲たちがなければ、そして杉山勝彦氏が乃木坂46に関わっていなければ、今頃乃木坂46は全く別の路線へいっていたかもしれません。
改めて、杉山勝彦氏がいかに天才であるかを思い知らされましたね。今でこそ王道と言われている「君の名は希望」もリリース当初から王道であったわけではありませんし、そもそも前例がなければ王道は生まれません。そう考えると、もはやイチ作曲家という位置づけですらないように感じます。
ですので、杉山勝彦氏が乃木坂46ファンから天才と評価されるのは必然的ではないかと思います。楽曲の評価はもちろん、乃木坂46の方向性を導いた重要な人物なわけですからね。
まとめ
今回は、杉山勝彦氏が乃木坂46ファンから天才と評価される理由について考察しました。改めて言いますが、杉山勝彦は天才です。
これからも乃木坂46に名曲をどんどん生み出していって欲しいですね。今度はぜひシングル表題曲を…!