北野日奈子の卒業曲「忘れないといいな」の作曲家・伊藤心太郎さん。乃木坂への楽曲提供は初ですが、実はAKB48の代表曲「恋するフォーチュンクッキー（恋チュン）」を作曲された方です。
「大声ダイヤモンド」や「フライングゲット」、「ヘビーローテーション」など元気なポップスとは違い、ディスコサウンドでAKBの新境地を開拓しました。
ディスコ曲といえば乃木坂も縁があります。なんといっても「I See」がSMAP感があると話題となりましたね。それがSMAPファンにも伝わり、乃木坂ファン以外からの反響も。
ディスコ調の「恋チュン」を作曲された伊藤心太郎さんが乃木坂作曲陣へ進出したということは、乃木坂の新たなディスコチューンも誕生したりするのでしょうか？
出典：https://twitter.com/
I Seeや全部夢のままなど乃木坂とディスコ曲の相性よし
乃木坂を象徴する楽曲といえば「君の名は希望」や「きっかけ」、「サヨナラの意味」あたりだろう。いわゆる、杉山勝彦氏作曲のアイドルらしさ控えめな楽曲が乃木坂らしさと言われる。
今でこそこれこそが乃木坂ファンの多くが求める世界観だが、AKB48をはじめとした多くのアイドルグループが元気で弾けた楽曲を表題することが多かった中、「君の名は希望」をシングルの表題に持ってきた当時は当然賛否両論だった。
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だが2020年、その杉山楽曲の世界観とは異なる楽曲で乃木坂の新たな代表曲が生まれた。4期生楽曲「I See」だ。ピアノのイントロが印象的な杉山楽曲とは違い、こちらはアイドルらしさ満載のディスコ曲である。
そのI Seeの作曲はyouth case。youth caseは嵐のLove so sweetの作曲者であり数多くのヒット曲を生み出してきた売れっ子作曲家だ。そんなyouth caseが作曲をしたI Seeが人気楽曲になったのも納得の結果だろう。
翌年2021年には「全部夢のまま」というまた新たなディスコ曲も誕生し評判となったわけだが、これはI Seeの評判があったからこそ制作されたのだろう。
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こうしてみると、アイドルとディスコ曲の相性は非常にいい。他のアイドル曲とは違う路線が求められる乃木坂もそこは例外ではない。
伊藤心太郎作曲で乃木坂版「恋チュン」生まれる？
ディスコ曲「I See」や「全部夢のまま」が評判となったことが記憶に新しい中での伊藤心太郎さんの乃木坂作曲陣参戦。そうとくれば、「I See」や「全部夢のまま」に続く乃木坂のディスコ曲が来る可能性を注目せずにはいられない。
要するに、乃木坂版「恋チュン」が誕生する可能性があるということだ。毎回1000曲近くコンペで集まると言われている乃木坂だが、それでも常連の作曲家は何人もいる。それこそ杉山氏もだし、伊藤心太郎さんも坂道の採用が初ってだけで秋元先生関連のグループとしては常連だった。
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となると、「忘れないといいな」での初採用を機に伊藤心太郎さんがこのまま乃木坂の作曲陣の常連になる可能性は十分にある。ならば、伊藤心太郎さん作曲のディスコ曲が乃木坂で生まれても全くおかしくない。
「恋チュン」も「I See」も「全部夢のまま」も好きな筆者としては、また乃木坂でディスコ曲が誕生してほしいと思ってるし、伊藤心太郎さんにもまた乃木坂に提供してほしい。48グループの常連とはいっても比較的落ち着いた曲が多いので、乃木坂にも合うと思う。