2023年4月10日リリース予定の乃木坂46の35枚目シングル。そのタイトルと楽曲が3月10日にさいたまスーパーアリーナで開催された12thバスラで解禁されました。
35thシングルのタイトルは「チャンスは平等」。AKBの「チャンスの順番」を思い出した方も多く、実際にAKBっぽい曲でしたね。
一方で、MVが2期生曲「アナスターシャ」を連想する演出があると話題に!
今回は、乃木坂46「チャンスは平等」の歌詞や曲の評判をみていきましょう。
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歌詞も曲もダサい?乃木坂46「チャンスは平等」
卒業だからこそサヨナラの意味とか帰り道、ここにはないものみたいな卒業系の綺麗で落ち着いている曲調orガルルみたいな明るいtheアイドルが見たかった
美月が納得しているのなら応援するだけだけど
#チャンスは平等— あ (@szqwlw) March 10, 2024
「チャンスは平等」は普通のシングルなら、今までにないディスコソングで変わり種で良いかってなるけど、山下美月の「卒業ソング」だからなあ。これが乗っかると微妙って思っちゃうよね。
数ある音源の中からディスコを選び、卒業っぽくない歌詞にした康さんきつい感じするな。— わっざ (@nachan_hot) March 10, 2024
曲を聴いた段階で予想はしていましたが、やはり賛否両論ですね。歌詞や曲自体もですが、なんといっても山下美月の卒業曲だからというのも大きいでしょう。
そもそも卒業曲感がないので、それに対する不満が出てくるのはしょうがないとは思います。卒業曲というとどうしても「サヨナラの意味」みたいなのを思い浮かべてしまいますよね。
グループを引っ張ってきた山下さんの卒業曲だからこそ、なおさらそっち系の新たな神曲を期待していた方も多かったというのもわかります。
歌詞に卒業曲感が皆無?
歌詞も山下さんの卒業というより、むしろこれから入ってくる6期生へのメッセージという印象。これも不満が出た要因ですよね。
しかし、これは山下さん自身が後輩へ向けて伝えたいことなのではないでしょうか。旅立つ側が自身のこれまでを振り返ったり、送り出す側の心情を歌うものだけが卒業曲ではありません。
もし山下さんがこのタイミングで一番伝えたいことが後輩や6期に対するメッセージだとしたら、これは紛れもなく「山下美月の卒業曲」でしかないでしょう。後輩に対する応援ソングというのもまた卒業曲の新しい形ではないでしょうか?
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もっとも山下さんのキャラ的に「サヨナラの意味」みたいな卒業曲王道はあまり合わないのではないかとも思います。
AKB「ハイテンション」を思い出す
歌詞も曲も卒業曲感がないということを抜きにしても、シンプルに歌詞や曲がダサいという意見が多かったです。
いつもは特に歌詞に対しての否定的意見が多い印象ですが、今回は曲に対する評判も今一つですね。ここまで曲に対して批判が集まったのは久々かもしれません。
特に「全盛期を過ぎたAKB感」とか「AKBのハイテンションに似てる」という意見が多くありました。恋チュンの劣化版的な意見もありましたね。
AKBの「ハイテンション」は島崎遥香さんのラスト参加曲。卒業曲ではっちゃける感じは確かに「ハイテンション」と通じるかもしれません。
「好きロック」や「Monopoly」など、近年はAKBみあっても以前ほどあれなくなった乃木坂46界隈。もはやここらへんは変わり種ですらなくなってきましたからね。
ですが、そこらへんがある程度受け入れられてもAKBみの強い曲はやはり乃木オタには受け入れられにくいというのは変わらないのかもしれません。
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ただ、初披露時に評判悪かったジコチューも今ではライブの定番曲です。「チャンスは平等」は卒業曲ということで余計にこれじゃない感が出てしまったかもしれませんが、AKBっぽい=評判が悪い、ではなくなってきているかもしれませんね。
MVで3期がアナスターシャしてる?
歌詞や曲の評判が今一つだった「チャンスは平等」ですが、一方でMVで話題になったシーンがありました。
話題となったのが間奏のシーン。2期生曲「アナスターシャ」を連想する演出があるという声が多かったのです。
MVを見てみると、2分36秒あたりに3期メンバーが横一列に座っているシーンが出てきますね。テーブルには小道具があります。
ここが2期生曲「アナスターシャ」のMV冒頭部分を彷彿とさせます!
「アナスターシャ」のMVの監督を務めたのは、伊藤衆人さん。同じく2期生曲の「ライブ神」や「おひとりさま天国」、松村沙友理さんの個人PV「ガチャ子さん」など乃木坂の映像作品に多数関与しています。
もはや、乃木オタには有名な方ですね!
一方、今回の「チャンスは平等」MVの監督は大河臣さんですので偶然かもしれませんが、なんかエモいです。
偶然にも「チャンスは平等」と「アナスターシャ」はどちらも中村泰輔さん作曲。これもなんだか不思議な縁を感じますね。
ちなみに中村さんは「僕のこと知ってる?」や「錆びたコンパス」の作曲家でもあるので、中村さんの作風の幅広さを感じます。
12席あるのも泣ける
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「アナスターシャ」を連想させると話題となったシーンは、もう1つ感動ポイントがありました。それは、メンバーが据わっているテーブルには12席あるということです。
この空いている1席は、おそらく2021年に卒業した大園桃子さんの席でしょう。卒業しても3期が12人という事実に変わりはありませんよね!
MVはこうした粋な演出があったりするのが醍醐味でもありますね。今回、3期が全員選抜に入ったからこそ、この演出はエモいです。
確かに楽曲自体はあまり卒業曲感はありませんが、MVの演出によってだいぶ卒業を実感された方も多いのではないでしょうか?
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これから披露する機会も増えていくと思いますので、楽曲の評価も徐々に上がっていきそうですね。
バスラのリピート配信では、山下さんの卒コンの開催場所や日程も発表されました。グループの新規獲得にも大いに貢献したであろう山下さんには、笑顔で卒業してほしいです!