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アイドルとファンの関係~柿崎芽実のストーカー被害と卒業から考察

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2019年8月11日、将来有望なアイドルの卒業とともにショッキングなことが判明しました。日向坂46のメンバー・柿崎芽実さんが卒業セレモニーの中で自らのストーカー被害を告白したのです。

ファンがアイドルとの関係性や距離を判別できずに超えてはならない一線を越えてしまったのかと思われますが、被害の詳細等は分かりません。もちろん詮索するつもりは毛頭ありませんし、とにかくこれ以上被害が拡大しないことを祈ることしか出来ません。

しかし、何故このような事態が起きてしまったのか。被害に遭ってしまった以上卒業は仕方ない結果なのですが、こうなる前に事件を防ぐことは出来なかったのか…。

同じ坂道ファンとして、決してスルー出来ない問題ですよね。

出典:https://news.nifty.com/article/entame/showbizd/12160-369842/

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アイドルとファンの適切な距離感とは

アイドルとファンの関係とは何なのか。本来、アイドルとファンの距離感はファン自身が自分のものさしで見極めるものだと思います。あえて、言葉にするまでもない問題のはず。

しかし、残念ながらそれをあえて言葉にしなくてはならない事件があるのも事実ですね。2014年に起きたAKB48の全国握手会のこぎり事件や2017年の欅坂46全握発煙筒事件、2019年にはNGT48の山口真帆さんが1部のファンから暴行を受けたことをショールームで告発しました。

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AKB48以降、アイドルとファンの距離は以前に比べてかなり近いものとなりました。一言で言えば、握手会です。

握手会ではファンが推しているメンバーと直接会話できるというメリットがありますね。しかしその一方で、踏み込んではいけない境界線が判別できない1部のファンが出てきてしまっているのも事実です。

現に2018年に坂道運営は、1部のファンによるストーカー行為に対する注意喚起を公式サイトに掲載しました。にも関わらず、柿崎芽実さんはファンからストーカー被害に遭い、その結果卒業と芸能界引退にまで追い込まれてしまったのです。これは乃木坂46ファンとしても決して見過ごすことは出来ませんね。

こうなってしまった原因は、ファンがアイドルとの適切な距離感を保てなくなってしまったことであり、その一因に握手会があるのは否めないでしょう。

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とは言え、ここで問題なのは握手会というイベント自体ではありません。踏み込んではいけない境界線を理解していないファンが存在していることです。

柿崎芽実の卒業は回避不可能だったのか?

ファンがアイドルにストーカー行為をすることは、一般的な常識ではあり得ない話です。ですが、ファンがアイドルに対し的確な距離感を保てなくなった結果であると考えると、誰かのファンをやっている以上、決して他人事とは言えません。

例えば、握手会での暴言。衛藤美彩や今泉佑唯など坂道でもメンバーが握手会で暴言を受けるといった問題が過去に起きたわけですが、これもファンがアイドルとの距離感を掴めなくなった結果と言えるでしょう。

そう考えると、柿崎芽実のストーカー被害も決して他人事ではありませんし、むしろいつ誰が被害者になってもおかしくありません。そして、いつ誰が加害者になってもおかしくないのです。

好きなアイドルと身近で触れあえる場所があるのは、現代のアイドルにおいて大きな強みです。しかしながら、それが原因で将来有望なアイドルが卒業や引退に追い込まれてしまうのはあまりにも残酷過ぎますよね。それはアイドルとしての人生を閉ざされただけでなく、1人の女性としての人生にも大きく影響しかねないわけですから。

卒業はメンバーが悔いはないと思った時だけでいい。卒業せざるを得ない状況をファンが作ってはならないのではないでしょうか?

人気が上がるほど、色んなファンが出てくるのは当然です。グループが大所帯化すれば尚更それは自然なことでしょう。

しかし、ファンの向き合い方次第で柿崎芽実が卒業や引退せずに済んだのではないかと思うと、無念でなりません。

改めて、アイドルを応援しているファンはアイドルとファンの関係性について考えるべきなのかもしれません。もちろん、自分への戒めでもあります。

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