2021年9月22日にリリースされる乃木坂46の28thシングル「君に叱られた」に収録される「私の色」。その音源が9月1日の乃木坂46のオールナイトニッポンで解禁されました。
「私の色」は今シングルの活動を持って卒業を発表している高山一実のソロ曲。最初で最後のソロ曲ということで解禁前の段階から泣ける楽曲となっている予感しかなかったのですが、やはり名曲でしたね。
出典:https://twitter.com/
優しい歌声や歌詞が魅力の高山一実ソロ曲「私の色」
高山一実といえば、低音ボイスが印象的だ。本人はその低音を隠すために裏声を使っているが、この低音が好きというファンは多いだろう。そして、その低音ボイスこそアイドル歌手として武器になるのではないかと思っていた。
このことから、高山一実のソロ曲を熱望していた。歌唱力もある彼女だけに、彼女の歌声の魅力はソロ曲で活かせると思っていたからだ。
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そんな期待の通り、「私の色」は高山一実の歌声がとても素晴らしい。優しい歌声が聴いていて落ち着く。彼女の優しい性格など人柄の魅力がそのまま滲み出ているようだ。
歌詞に関しては卒業曲感が強いわけでもないが、高山一実を最大限に表現した楽曲になっていると思う。むしろ、卒業感が強くない部分こそがかずみんらしさに繋がっている気もする。「私の色」というタイトルからすでに高山一実らしい歌詞を連想できるが、「世界はいくつもの色が混ざってひとつになってる」という歌詞は乃木坂の中の高山一実のポジションを表している気もする。
懐メロ的曲調もよき
歌詞や優しい歌声も魅力なのだが、曲調も高山一実らしい。楽曲が解禁された直後、「懐かしい」という意見が多かった。
「90年代感」「2000年前後」「昭和」「松田聖子」「昭和のアイドル曲」と時期に関しては微妙にずれていたが、懐メロ的要素があることは間違いない。
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恐らくこの懐メロ感は意図的なのだろう。高山一実は懐メロ好きでもある。上記にて挙げた関連記事内にもあるが、高山一実は乃木坂のオーディションで山口百恵の楽曲を歌っていたのだ。
そんな彼女の趣味も垣間見れる楽曲だからこそ、かずみんらしい曲とファンからも評判になったのだろう。余談だが、同じく懐メロ好きな新内眞衣が「好きな曲調」と言っていたのも納得だ。
高山一実の卒業は延期となった。できればこのまま乃木坂にずっといて欲しいなんて思ってしまうが、何としても東京ドーム公演を有観客で実現させて、「私の色」を披露するかずみんが見たいと思った。