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乃木坂46作曲コンペ攻略法!リファレンス不要?杉山勝彦の成功をみた

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「君の中希望」や「きっかけ」「サヨナラの意味」「ありがちな恋愛」など乃木坂46に多くの名曲を提供してきた作曲家・杉山勝彦。当サイトでも杉山氏の功績を何度も取り上げてきたが、彼は本当に天才だと思う。

だが乃木坂46のコンペにはたくさんの楽曲が集まる。「僕のこと知ってる?」作曲の中村泰輔氏や「I See」作曲のyouth case氏など、杉山氏以外にも天才は多数いるのだ。

その中で、杉山勝彦氏は乃木坂46のコンペをどう勝ち抜いてきたのか?

出典:https://twitter.com/

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乃木坂46のコンペ採用は厳しい

「全部 夢のまま」の作曲家・you-meさんも仰っているように、乃木坂46の楽曲は基本的にコンペで選ばれている。しかも、秋元先生というネームバリューや乃木坂の人気などを考えると、おそらく毎シングル何百曲かそれ以上の楽曲がコンペに送られてくるのではないだろうか。

その中から選曲するのだから、かなりの倍率であるのは言うまでもない。信じられないようだが、杉山勝彦氏だってコンペで落選しまくっているのだ。

とはいえ、杉山勝彦氏が秋元先生のグループで多数採用されているのも事実。杉山氏は2023年2月時点で乃木坂46に22曲採用、そのうちシングル表題を4回獲っている。この記録は乃木坂46に採用経験のある全作家でトップだ。(2位はAkira Sunset氏で、表題4回、採用数19曲)

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なぜ、杉山勝彦氏が乃木坂46のコンペでここまで結果を出せたのか?いい曲だからというのは前提として、その理由を分析してみよう。

杉山勝彦はリファレンスに寄せずに作曲してる?

コンペでは通常コンペシートがあり、参加する作曲家はそこに書かれているリファレンスを参考に楽曲をプレゼンする。例えば「サヨナラの意味のような楽曲が欲しい」「ダンスミュージックが欲しい」など。杉山氏曰く、「ごめんねFingers crossed」では現代風の楽曲という内容だったとのこと。

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多くの作家は、このリファレンスに寄せようとする。ピアノで始まる曲というコンペシートが来ればイントロをピアノにした楽曲を提出する。

そのためのコンペシートなんだから当然だと思う方もいるだろう。だが、コンペに参加するからといって必ずしもリファレンスに寄せなくてもいいのだ。杉山氏は当時AKBのような元気を売りにしたアイドル曲がメインだった時にあえて「君の名は希望」をプレゼンし採用されたし、「命は美しい」を作曲されたHiroki Sagawa氏もコンペシートにがっつり寄り添うのは苦手とインタビューで話していた。

要するに、リファレンスに無理して寄せる必要はなく、自分がいいと思った楽曲をプレゼンしてもいいのである。そこで自身の個性を出した楽曲をプレゼンできれば、かえってそっちのが採用への近道かもしれないのだ。

だが、このリファレンスに寄せないというやり方にはもう一つ大事なことがあると思う。それは提供するグループの魅力や本質をしっかり捉えることだ。

杉山勝彦氏が「君の名は希望」をぁk元先生にプレゼンした経緯として、杉山氏自身がAKB的な楽曲を作るのが苦手だったという事に加え、清楚な印象があった乃木坂46はもう少し落ち着いた楽曲のが合うのではないかと思ったからこそ。杉山氏は乃木坂46というグループの魅力をちゃんと理解した上で自分の個性をプレゼンしたのだ。

もし乃木坂が欅、櫻のようなかっこよさを前面に出したグループだったとしたら、「君の名は希望」の採用はなかったかもしれない。逆に、サイマジョや避雷針のような楽曲が得意だからといってそれ系の楽曲を乃木坂46のコンペに出しても採用されない可能性が高い。

だが、例えば櫻坂のコンペでサイマジョや避雷針のような楽曲がリファレンスとして送られてきたとして、そこでロックンロールをプレゼンすれば採用される可能性は出てくる。そうすれば、バグベアやナスカとは違う角度から彼女たちのかっこよさをアプローチできるからだ。

まとめ

以上、今回は杉山勝彦氏が乃木坂46のコンペに勝ち続ける理由を自分なりに分析した。

乃木坂46のコンペはリファレンスに寄せなくてもいい。その代わり、自分の音楽スタイルをしっかり持つ必要がある。そのためには、音楽の歴史をきちんと学ばなくてはできないだろう。もちろん、杉山氏の楽曲だけ研究しても自分の個性は出せない。

杉山勝彦氏はとにかく研究熱心だ。彼に勝つにはどれだけ音楽に対する向上心を持てるか?まずはそこかもしれない。

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